日本にはこんな祭りがあったのか!?愛媛の秋を彩る「西条まつり」

西条祭りの名物「川入り」の様子

新鮮な驚きとともに!

どうもL一ノ瀬です。今月、家内の実家に帰省したのですが衝撃的な体験をしてきました。

日本には、こんなに素敵なお祭りがあるのかと!まさに新鮮な驚きでした!その際に体験した、ふたつのお祭りをレポートいたします。

まさに祭りは文化の縮図。感動体験が凝縮された時間を楽しみました。

さて、愛媛県の東予地方には、毎年秋に「西条まつり」と「新居浜太鼓祭り」という2つの大きな祭りが開催されます。どちらも国の重要無形民俗文化財に指定されており、全国的にも有名な祭りです。

今回は「西条まつり」の様子をレポートいたします。「新居浜太鼓祭り」は来月にレポートをお届けいたします。

西条祭り
http://www.saijomatsuri.jp/


愛媛・西条祭りの魅力を徹底解説!

西条祭りは、愛媛県西条市で行われる秋の伝統的な祭りです。五穀豊穣を神に感謝する神事で、伊曽乃神社、嘉母神社、石岡神社、飯積神社の4つの神社の例祭の総称です。

祭りの目玉は10月16日の「川入り」で、各だんじりが市内と伊曽乃神社の間を流れる加茂川河川敷に集合します。夕闇迫るなか神様の御神輿の渡御を見送ろうと、約80台余りのだんじりが土手にずらりと一列に並び提灯を灯す様は幻想的で壮観です。

「川入り」へ向かう神輿とだんじり

私は名前だけは聞いたことがあったのですが、恥ずかしながら今まで西条祭りを調べずこれまで生きて参りました。こちらのお祭り、本当に圧倒されました。

秋風とともに宵闇に灯される壮観な日本の美に心を打たれました。感動。。。!!!

まちなかを練り歩くだんじりの様子
徐々に暗くなっていく河川敷の様子
河川敷に向かうだんじりの様子

屋台(だんじり)の魅力

西条祭りの屋台は、高さ10メートル、重さ10トンにもなる巨大な木造建築物です。精巧な彫刻や装飾が施されており、その美しさに目を奪われます。

屋台は、市内20か所の地区ごとに制作され、それぞれに異なるテーマが設定されています。なかには、江戸時代から続く伝統的な屋台も多く、歴史を感じることができます。

広場で休憩するだんじり

なんといっても、一番の見どころは夜間の屋台のライトアップ。幻想的な光に照らされた屋台は、昼間とはまた違った魅力があります。

出店の様子。

出店も多数出品していて賑やかでした。サメ吊りくじ引き(リアルなサメの模型を釣竿で釣り上げ、中のくじを引くというもの)が賑わっていたのが印象的でした。

川入りに向け徐々に人が集まります

だんじりの練り歩きを近くで見てその威勢の良さにドキドキワクワクしました。迫力ある音と、華やかなその姿に、思わず見惚れるほどでした。はじめは遠くで見るつもりだったのですが、いてもたってもいられず、家内と娘をほおっぽり出して(反省)川べりまで迫って見てしまいました。

遠くから見る「川入り」の様子

祭りの見どころ「川入り」

西条祭りの見どころは、なんといっても「川入り」です!私はこれに心を奪われました!!!まさに全身が感動しました。

市内を流れる加茂川の河川敷に、武士の透かし彫りや金の刺繍などできらびやかに飾りつけられただんじり約80台が、かねや太鼓を打ちならしながら集まり…

日が沈んだ午後7時ごろ「よいやさ」という勇ましい掛け声にあわせ、だんじりが次々と川に入っていきます!!!

これは近くで見なければ、一生後悔する!!と私は走って河岸に向かいました!

この「川入り」は、神様の乗ったみこしをだんじりで取り囲み、帰りを遅らせようとするもので、祭りの終わりを惜しむ行事となっています。

こうした神様とともにあろうとする日本文化あり方に私はとても共感を覚えます。

土手に並ぶ夜間の屋台のライトアップもとても幻想的でした。本当に綺麗なんです。もう、最高。言葉じゃない。闇夜に浮かぶ屋台の姿は、まるで夢の中にいるような気分になりました。

そして、祭りに参加している地域の人々の熱気も、とても印象的でした。屋台を引く人たちの力強い姿や、沿道で祭りを楽しむ人たちの笑顔に、心が温まりました。

男女ともにお祭りの時はとても凛々しくかっこよく見えます。祭り、っていいですね。超楽しい!!!

今回撮影した「川入り」の映像
https://photos.app.goo.gl/NkQGS9FtahRsiowm9

コロナがあけ久々のお祭りだったとのことで、とてもタイミングが良かったです。ライオンズメンバーの皆様も機会があれば、ぜひ西条祭りを訪れてみてください。

日本が誇る秋祭りの魅力を、存分に味わうことができます。

西条祭り
http://www.saijomatsuri.jp/

来月は、新居浜太鼓祭りをお届けします

L一ノ瀬健太

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