東京文化ライオンズクラブのL深澤です。この度、支部・レオクラブとして提携したNPO法人おりがみ主催・東京文化ライオンズクラブ協賛で「2023うえの夏まつり〜不忍夢(しのばずのゆめ)」を開催しました。対面の開催は2019年以来4年ぶりの開催となりましたが、まずは無事に終えることができましたことを、心より感謝申し上げます。
上野地域の「山」と「街」の文化圏の衝突の問題解決の一歩になることを目指し、7月22日(土)23日(日)の2日間で32,515名の方々にご来場いただきました。多様な団体から、ステージ出演に10組・テント出店に6企画がご参加いただきました。盆踊りでは盆踊りDJとして鈴木Lと湯島天神白梅太鼓保存会さん、パレードでは東京藝術大学サンバ部さんや上野囃子保存会さんにご出演いただきました。様々なご支援のもと、異なる人々が混ざり合う「奇跡の瞬間」を実現できました。異なる文化圏が併存する上野でこそできるお祭りを共創することができたと思います。
大阪・関西万博の「TEAM EXPO 2025」共創チャレンジにも採択されており、今後の継続に向けて、皆様のご参加・ご支援をお願いいたします。
〈イベント概要〉
【日時】7月22日(土)・23日(日) 16:00~21:00
【会場】上野恩賜公園 不忍池弁天堂前広場
【来場者数】32,515名
【コンテンツ】
12:00~21:00 テント出店企画 6企画が出店
16:00~19:00 ステージパフォーマンス 10組が出演
19:00~20:15 盆踊り 盆踊りDJ鈴木さん 湯島天神白梅太鼓保存会さん
20:15~21:00 フィナーレ(パレード) 22日上野囃子保存会さん 23日東京藝大サンバ部さん
【公式サイト】https://2023uenofes-origami.studio.site/
【Instagram】https://www.instagram.com/ueno_origami/
【大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025」共創チャレンジ】https://team.expo2025.or.jp/ja/challenge/1294
〈実施体制〉
主催:NPO法人おりがみ/上野ハレノヒ計画
共催:学生団体おりがみ
後援:上野観光連盟
協賛:東京文化ライオンズクラブ、上野中通り商店街
〈詳細〉
博物館や美術館などのハイカルチャー・西洋文化を持った“山”と、アメ横などの商店街の下町・伝統文化を持った“街”という、異なる二つの文化圏が対立してしまうことがある上野で、日常で交わることのない人同士が、“お祭り“を共創することを目指しました。
テント出店には6企画が参加し、縁日の賑わいを創出。特に“山”側から藝を育むまち同好会よりsmall moat、“街”側からは上野倶楽部が、隣り合わせて出店しました。ステージでは、夢を持った若者10組の多種多様なパフォーマンスが展開されました。
盆踊りは盆踊りDJとして鈴木Lと湯島天神白梅太鼓保存会さん、パレードでは上野囃子保存会さんと東京藝大サンバ部さんにご出演いただき、まさに“山”と“街”双方の力が合流し、多様な参加者が共に踊り笑い合う、「奇跡の瞬間」を生み出すことができました。
関わっていただいたすべての皆様、本当にありがとうございました。毎年このコンセプトを守りながら広げ続けていくことが、あらゆる分断を越える力になると信じています。
また、「うえの夏まつり〜不忍夢」は、主催のNPO法人おりがみとして、大阪・関西万博の「TEAM EXPO 2025」共創チャレンジに応募し、参加型プログラムとして採択いただきました。
2025年を節目に、来年以降の継続と発展のために、企画運営へのご参画、寄付協賛などのご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
〈これまでの活動の経緯〉
半世紀前に失われた上野の盆踊り大会を、学生の手で2019年に復活させ、1万人が来場しました。コロナ禍でもオンラインで活動を続け、「BON FES TOKYO 2021 〜うえの不忍夢祭り」は、2020東京大会開催時の東京都公認文化プログラム「Tokyo Tokyo FESTIVAL」認定事業に、学生で唯一採択されました。
コロナ禍から始めた上野中通商店街の支援企画「上野倶楽部」は2022年東京商店街グランプリ特別賞を受賞。2023年までに主催イベントのみで、参加者累計50,000人以上を記録している。東京都美術館「和様の書展・クセ字コンテスト」の展示やPeace of Light、シタマチ.ハロウィンなど上野内での協力イベントは20以上、15万人以上の人々を動員中。
〈NPO法人おりがみについて〉
NPO法人おりがみは、ボランティア企画のマネジメントを行うNPO法人です。2020年東京オリンピック・パラリンピックへの参画を目指して2014年に学生団体として立ち上がり、様々な東京2020大会関連企画のレガシーの継続・発展に取り組むとともに、魅力的なボランティア企画の研究・開発を進めています。
2014年設立以降、60大学300名以上を抱える日本最大規模の学生団体として、様々な社会課題に関わる、学生のボランティア活動を実施。宇宙分野では、スペースバルーンの技術で成層圏で「炎越しの地球」を撮影し、共生のシンボルにする「Earth Light Project」を実施。クラウドファンディングで、学生史上最高額である1059万円を調達。他にも、学生ボランティアを組織し、障害のある人のパラスポーツ観戦を楽しく支援する「パラ『旅』応援事業」や、千葉県南房総での秘密基地づくりなどを通して、県内の環境活動をリードする若手人材を育成する「Green Adventure〜環境冒険家の訓練場〜」などを運営。