上野の杜ブログ「夏の思い出は恐竜とともに」

恐竜博2019が開催中です!

会場は上野公園、まちも夏まつりで賑わっております。

さて、本日は、恐竜博2019の内容をご紹介いたします。

第1章は「恐竜ルネッサンス」!これはそれまで考えられていたような愚鈍な恐竜のイメージが一新した出来事のことです。古生物学者ジョン・オストロム博士による研究で、デイノニクスは素早く活発に動く生物で、鳥や哺乳類のような温血(恒温)動物だったのではないか、と考えられるようになりました。

デイノニクスのような恐竜から鳥類が進化していたとする「鳥類の恐竜起源説」にもつながり、新しい恐竜観の時代が始まりました!

第2章は、「恐ろしい手」を意味するデイノケイルス全身復元骨格が見所です!これまで他の部分が見つからず謎の恐竜とされておりましたが、近年見つかった頭骨などを本展で世界初公開です。

大迫力です!このような巨大生物が地上を走り回っていたのかと思うと、ワクワクしてきます。

それにしても、本当に大きいですね〜!

第3章の見所は、「むかわ竜」です!骨格の8割以上がそろった全身化石の発見は、大型恐竜としては国内初!その全身実物化石と全身復元骨格を地元・むかわ町以外で初公開されます。「むかわ竜」と同じ時代に生きた、モササウルス類など海の爬虫類も紹介されております。

4KのCG映像が臨場感たっぷりで、見ていて圧倒されました!皮膚の質感が本当にリアルで生きているかのようでした。

第4章の見所は、恐竜の歴史です。コロラド州で発見されたわずか10㎝の地層、その名もK/Pg境界層!この地層を調べることで恐竜たちがどのように滅んでいったのか、最新の研究が紹介されています。

中生代や新生代といった単語、久しぶりにその文字を見ました。大人になるにつれ日々の雑事に時間感覚は狭まり、壮大な時間感覚を忘れがちになるものなのかもしれませんね。たまには悠久の時の流れを意識する時間を持つのもいいものです。

約6600万年前、地球に隕石が衝突して滅んだ恐竜たち、しかし、その一部は鳥類として現在も進化を続けているんですね〜!

ガオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!

展覧会終わりにティラノサウルスがお見送り!!!

化石の洗浄作業をしている様子も見ることができます。このようにして精緻な作業で化石が現代に姿をあらわすんですね〜!

お土産コーナーでは、恐竜の鳥獣戯画が!

かわいい恐竜グッズがたくさんあります!

夏休み目前、楽しい恐竜博にぜひいらしてください!

恐竜博2019

展覧会名恐竜博2019 The Dinosaur Expo 2019
会期2019年7月13日(土)~10月14日(月・祝)
会場国立科学博物館(東京・上野公園)※巡回展はありません
〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20アクセスJR「上野駅」(公園口)から徒歩5分東京メトロ銀座線・日比谷線「上野駅」(7番出口)から徒歩10分京成線「京成上野駅」(正面口)から徒歩10分敷地内に駐車場および駐輪場はございません。
開館時間午前9時~午後5時(金曜・土曜は午後8時まで)
※8月11日(日・祝)~15日(木)、18日(日)は午後6時まで
※入場は各閉館時刻の30分前まで
休館日7月16日(火)、9月2日(月)、9日(月)、17日(火)、24日(火)、30日(月)
主催国立科学博物館、NHK、NHKプロモーション、朝日新聞社
監修真鍋 真(国立科学博物館 標本資料センター コレクションディレクター)
学術協力小林 快次(北海道大学総合博物館教授)
協賛JR東日本、大日本印刷、トヨタ自動車
展示協力大日本印刷、DNPアートコミュニケーションズ
お問い合わせ03-5777-8600(ハローダイヤル)
受付時間 全日午前8時~午後10時
報道に関するお問い合わせ「恐竜博2019」広報事務局(共同PR内) 担当:三井、安田、副島
TEL. 03-3575-9823 / FAX. 0120-653-545(平日のみ:10時〜16時) /
E-mail. dino2019-pr@kyodo-pr.co.jp
〒104-8158 東京都中央区銀座7-2-22 同和ビル7階

(ウェブサイトより抜粋、2019/07/12付)

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