東京蕎麦屋巡り 三軒目

東京文化LCのL茅野です。連日の猛暑、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

蕎麦巡りが趣味で食べ歩いていております。蕎麦巡りも三軒目となりました。本日ご紹介するのは、ここ。

御三家から離れて番外編「神田 藪蕎麦」からほど近い「まつや」です。

ここは、根強い人気の庶民派蕎麦屋です。

淡路町駅から徒歩2分 靖国通りに面したビジネス街の中にある江戸時代の蔦屋の流れをくむ老舗の蕎麦屋です。

神田オフィス街のビル囲まれながらも立派な店構え

実はこの界隈、江戸時代から賑わいのある地です。特に大正時代は中央線の始発駅「万世橋駅」があり、藪蕎麦界隈は大変な賑わいでした。私も上野の生まれ育ちですので良く都電に乗って万世橋駅跡にあった交通博物館に遊びに来ていました。この辺は改めてご紹介しましょう。

店内は入ってすぐの大きな空間、古い柱時計や蕎麦こね鉢が歴史を感じます。

御三家と比べると庶民的なお店です。お昼時の訪問ですが、お店は近隣のサラリーマンや常連と思わしきシニアが熱燗で一杯といった人達で混雑していました。

古い柱時計 こね鉢

テーブルに着き早速、わさびいも、蕎麦みそとじゃこ天で一杯です。

蕎麦みそもじゃこ天も美味しく熱燗に良く合います。

特にこのじゃこ天は本当に美味しい、常連さんが良く注文しています。

それと、蕎麦みそはお持ち帰り用に販売もしています。

じゃこ天 わさびいも 蕎麦みそ

続いて蕎麦掻を注文、塗りの桶に葉型の蕎麦搔なかなかおしゃれです

塗りの桶に美味しそうな蕎麦掻

仕上げは天南蛮そばです。

蕎麦屋で南蛮と言えば長めに切ったネギを言います。皆さんは知らなかったでしょう?

実は私も知らずまつやの店員さんに教えてもらいました。

小さめの海老天と長ネギ、蕎麦はその日に店内で打つ二八蕎麦、打ち立て茹でたてにこだわっています。つゆはコクのあり蕎麦ともマッチします。

蕎麦は天ぷらや鴨など油と良く合います。まつやの天ぷらは蕎麦とも相性が良く、天ぷら蕎麦の大きな海老よりもこちらの天ぷらの方が私としては好みでした。

次回は一回スキップした御三家「永坂更科」に伺います。

神田まつや

電 話 : 03-3251-1556

住 所 : 〒101-0041 東京都千代田区神田須田町1-13

営業時間: 11:00~20:00(月~金)11:00~19:00(土・祝)

定休日 : 日曜日(祝祭日は営業)

URL    : http://kanda-matsuya.jp/

東京文化ライオンズクラブ
L茅野雅弘

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