ブラジル独立200周年コンサートと音楽例会を同時開催!

日本ヴィラ=ロボス協会/駐日ブラジル大使館主催の #ブラジル独立200周年コンサート が開催されました。#東京文化ライオンズクラブ は本公演の協力を行なっており、メンバーは音楽例会として客席でブラジル音楽を担当いたしました!

下記のリンクよりアンコールの様子を少しだけお届けいたします!

演奏の様子はこちらから
https://www.facebook.com/tokyobunka1/videos/607383534129613


さらに、メンバーの茅野Lより解説と当日の様子をお伝えいたします!

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東京文化ライオンズクラブ 音楽例会

クラッシク音楽は聖歌から中世ヨーロッパの王室の庇護のもと成長しました。

そして、大航海時代ヨーロッパ各国は世界を制覇に乗り出し、キリスト教や欧州文化を世界に広めていきました。それから400年、欧州クラッシク音楽にブラジリアン文化を吹き込んだ素晴らしき音楽家ヴィラ・ロボスとオスカル・ロレンゾ・フェルナンデス。彼らの音楽は地球の反対側で結実したと言えます。

今回、東京文化ライオンズクラブではオタヴィオ・コルテスブラジル大使を招いたブラジル独立200周年記念コンサートに協力して音楽例会を開催いたしました。

中嶋Lが感動したロボスの「ブラジル風バッハ第4番・第9番」バロック音楽がブラジル文化に融合するとは驚きです。考えてみればブラジルはボサノバがあります。ロボスはバッハを敬愛していたとのことブラジリアンからみたバッハはとても新鮮でした。

私は日本初演フェルナンデスの「田園風当方の三博士祭」組曲がとても印象深かったです。

バイオリンからベースまで弦楽器をリズムセッション的に使い、メロディは管楽器が中心に展開するブラジル色の濃い素晴らしい演奏でした。

アンコールにはサンバ、フルオーケストラで初めて聴きました。大いに盛り上がる素晴らしい演奏会。演奏終了後しばらくは、 気分はブラジリアン・・・

コーディネイト頂いた浦田Lに感謝です。

東京文化ライオンズクラブではこのような音楽例会を今後オープン化してご興味のあるライオンズ同志の方々にもご参加して頂けるようにしていきたいと思います。

乞うご期待!!!

L一ノ瀬が障がい者福祉施設リアン文京さんにワークショップに行ってまいりました!

8月27日(土)13:00~に文京区にある障がい者福祉施設リアン文京さんにて、L一ノ瀬がアートワークショップに参加しました。


藝を育むまち同好会という上野界隈の若手アーティストを支援する団体から派遣で参加しました。タイトルは「亀の背中に未来を乗せて」です。一ノ瀬健太さん他3名のアーティストで行いました。当日は暑い中、15名ほどの利用者さんが参加され、利用者さん、アーティストとの共同作業で素敵な作品が出来上がりました。



今回制作したワークショップ作品は、11月に文京シビックホールで展示予定です。

第17回青少年英語スピーチコンテスト 開催報告

2022年8月20日(土)京王プラザホテル44階にて、第17回青少年英語スピーチコンテスト「今こそ君の出番だ!チャレンジしよう!」が開催されました。

東京文化LCの鈴木慎平がその模様をお伝えします!

本コンテストはライオンズクラブYCE委員会主催によるもので、
17回目の今回は
①私の夢
②環境問題について
③世界平和を考える
の三つのテーマから自分に合ったものを選び発表するという形式でした。

開会の挨拶では大人のライオン達ですら緊張する様子が窺えた重みのある会場雰囲気の中、高校生たちのスピーチが始まりました。

参加者である高校生メンバーたちは海外の滞在経験が一年未満という条件の中で集められています。多くの子は帰国子女のように英語に溢れた環境で育ってきているわけではないため、
文法の組み立てや発音の流暢さには個人差があるようにも感じられました。

しかし、大事なのはそこではありません。

CO2の排出量など、難しい環境問題について大人顔負けの論理力で切り込む子や自分のリハビリ体験でお世話になった看護師さんから学んだことについて身振り手振りを交えて情熱的に語る子など、一人5分のスピーチ時間を余すことなく存分に活用し、自らの思いや社会問題について存分に語っている姿を見て、コミュニケーションにおいて大切なことは言葉の流暢さではなく、本人の情熱と伝える努力なのだなと強烈に実感させられました。

中には途中で喋る内容を忘れてしまい、スピーチの流れに復帰するのが難しくなってしまった子もいました。

それでも、決して笑顔を崩すことなく最後まで毅然とした態度を取り、丁寧にまとめて一礼をする姿勢を見せるなど彼はこのまま外交官になれてしまうのではないか、と驚嘆してしまう一幕もありました。

参加者12人がそれぞれに工夫を凝らした発表で全員が賞を獲れてもおかしくない本当に素晴らしいスピーチ発表をしてくれました。

コンテスト終了後、今回参加してくれた発表者の中から姉弟でエントリーしてくれた本嶋姉弟にインタビューをしてみました。

起業に興味があり、現在フィリピンのマニラで実施している貧困女性支援プロジェクト(冷蔵庫プロジェクト)について語ってくれた向日葵(ひまわり)さんは
 
「フィリピンに数ヶ月いて、悲しい貧困の現場を目の当たりにした個人体験から、貧困女性に少額の仕入資金と中古冷蔵庫を貸与して、子育てをしながら自宅で小さな食品販売店を開業・運営してもらい、生活を安定させる支援事業を行いたいと思いました。
 
貧困女性は冷蔵庫プロジェクトを通して販売・会計スキルも学び、本当の意味で自立することができます。それが女性の地位向上・貧困の連鎖の解決にも繋がります。いずれはフランチャイズ化して支援の輪を広げていきたいです。

スピーチは練習で出来ていたことが発揮できず悔しかったですが、機会があればまた挑戦してみたいです」とのことでした。

また、日本の食料自給率を改善するため、野菜をビル内で人工栽培することについて発表をしてくれた義和(よしかず)君は
 
「知り合いに教えてもらったことがきっかけで応募締切の手前で応募しました。人前で実際に喋ることで、コミュニケーション能力・アピール力の必要性を感じたので、失敗を改善して(目指している)起業家としてふさわしいスピーチ能力を身に着けたいです」と準備期間の足りなさを悔やむ表情が印象的でした。
 
人前に立つのがあまり得意ではないとの本人談でしたが、スピーチの際には実際に自宅で栽培している野菜の話や、銀座の伊東屋ビル内での野菜栽培などを具体例として紹介するなど、工夫の光る名プレゼンテーションを披露してくれていました。

参加者は皆それぞれ、極度の緊張の中でのスピーチだったことと思います。

休憩時間には付き添いの先生やご両親とホッとした表情で感想を語る姿もチラホラ見られ、あれだけ立派な発表のできる子たちでもやはりまだ成長中の子供たちなのだなと微笑ましくも思いました。

コンテスト後の講演でプロフィギュアスケーターの鈴木明子様のスピーチにもあったように、
10代からずっと戦ってきた仲間たちとは競技を超えた繋がり・引退後にもそれぞれのステージで頑張っている姿に励まされるというかけがえのない絆が結ばれます。最後まで演技をあきらめない姿勢や、必ずしも本番で結果が出なくともそれが人生の糧になる。


これから培っていくことは人生の糧であるから大事にしましょうというメッセージは、
大人になった私自身にも響くものがありました。

今回コンテストのお手伝いをさせて貰えたことを嬉しく思いながら、今回のレポートとさせていただきます。

東京文化ライオンズ YCE委員会 鈴木慎平