徳川家康から『平和』を紐解く 東京文化ライオンズクラブ愛知県名古屋・岡崎市訪問 レポート

東京文化ライオンズクラブの副テーマーを務めますL下谷です。

令和4年2月26(土)日、27日(日)東京文化ライオンズクラブから新い文化アクティビティを立ち上げる為に私の地元である愛知県岡崎市へ伺って参りました。大変急ではありましたが、岡崎ライオンズクラブの深谷会長、次年度会長の木幡Lに表敬訪問をさせていただきました。おかげさまで歴史を通じたライオンズクラブの交流もでき、大変実りの多い有意義な視察となりました。

以下、岡崎市訪問の様子を報告させていただきます。

昨今、コロナウイルスの影響やロシアとウクライナの間で戦争が勃発、それに追い討ちをかけるように福島県を起点とした地震が起こり世の中が混乱を極める激動の時代となっておりまして今一度『平和』とは何かを考えさせられる機会が増えているように感じます。


私の生まれ故郷である愛知県はあまり知られていないのですが戦国時代以降の戦争に関する多くの文献や戦場の跡地が残っております。

それらの歴史的に大変貴重な先人の方々が守られてきた文化財を紐解けば世界が手を取り合い『平和』の一歩へと歩む手掛かりが見つかるのではないかと考えアクティビティを立ち上げる流れに至りました。

又、現地訪問をし来年のNHK大河ドラマで徳川家康が題材にされるという点を強く再認識し、徳川家康にスポットライトを当てた文化調査に力を入れることに致しました。

徳川家康は日本国内で天下統一という偉業を成し遂げ、日本史上大きな平和の一歩をもたらしたにも関わらずその功績の認知度が低いという状況にあります。本アクティビティで知られざる徳川家康の歴史を紐解きライオンズクラブを始めとする多くの方々へ徳川家康の偉大な功績と平和への想いを知っていただければと思います。

今回から本アクティビティ旗揚げ人のL鈴木と私L下谷他、東京文化ライオンズクラブのメンバーで協力し合いレポートを投稿させて頂きますのでお楽しみくだい。

ここからは、東京文化ライオンズクラブにて副テールツイスターを務めますL 鈴木からご報告いたします。

このたびはご機会をいただきありがとうございます。


本企画を下谷Lと一緒に立てさせていただいたL鈴木です。(日暮里・上野地域でボランティア寺子屋活動をさせて頂きながら、社会人学生で通信教育課程に通っております)


この旅は「2023年大河ドラマ”どうする家康”」の放送に合わせて日本史×地理の教材を作ろうという予備調査です。

2022年4月からは高校歴史・地理の科目で「歴史総合・地理総合」という新科目が登場し、
「主体的な学び・科目を跨いだ総合的な学び」がますます注目されつつあります。片や、昨今の経済状況の悪化から日本では「目に見えない貧困家庭」も増加しています。経済格差は学力格差(教育の機会格差)に直結していて、かつての「一億総中流時代」では考えられなかったような事態が現実に起こっています。学費が払えず学び続けられない大学生、勉強するためのファーストステップすら満足に与えられない児童。


このままいくと日本という国が二つの層に分離して意思疎通が不可能になってしまうのではないでしょうか。
そのような状況のなか、学生ライオンズメンバーと先輩方とで連携を取りながら日本の教育(特に恵まれない家庭の児童・生徒)に対して支援ができないか。
皆が知っている徳川家康をテーマとすれば年代を超えた”大人の学びなおし・小中学生の学びはじめ”のコラボレーションができるのではないか。様々に思案させて頂いて立ち上げさせていただいたのが本アクティビティになります。

色々の準備の中で、奇しくもウクライナーロシア関係の急激な緊張があり、改めて「平和とはなにか」「地域を超えて連携できることはなにか」について考えなくてはいけない世界情勢になってきました。「人類史は戦乱で満ちているのか」「どうすれば戦争は終わるのか、平和は長く続けられるのか」。

ヒトの営みから範を探すならば、私たち日本人が誇る「徳川幕府270年の歴史」はまさにその鑑として適切なのではないでしょうか。ただの座学として歴史科目を終わらせるのではなく、日々の生活・そして未来世代の繁栄のために実践的に活かすことができる。そしてそれを始めるタイミングはまさに今ここからスタートさせるのがふさわしいとも感じます。


本企画(教材作成とメルマガでの歴史情報発信)がそのような同志へのメッセージ・集うきっかけになればと切に願っています。「学びなおし・学びはじめ」で悩むすべての学習者諸氏の助けになるべく、私たちも微力ではありますが誠心誠意励ませていただきます。

次回から実際に徳川家康(&名古屋・岡崎)に関する情報発信を行っていきます。


現地に訪問させていただいて体験したことや、その他書籍による情報整理などを通した学びを
楽しくわかりやすくお伝えさせていただければなといった次第です。

連載回数は中編、後編のあと2回となります。内容についてご興味持たれた方はぜひご質問など頂けますと嬉しく思います。よろしくお願い致します♪

表敬訪問させていただいた際のお写真。左から岡崎ライオンズクラブ深谷会長、L鈴木、次年度会長L木幡、L下谷

L下谷 L鈴木