新型コロナの影響で、上野公園内の美術館、博物館が軒並み閉館となっております。
しかしながら、上野公園の木々や鳥たちは新型コロナの影響など我関せずで例年通りの振る舞いを見せています。
今回の文化の杜ブログでは不忍池周りの様子をお伝えいたします。
不忍池には野鳥が生息しています。
不忍池には、私たちの食べ物となった動物を供養する塚が至る所に点在しています。普段私たちが食として、いただく生き物へ、改めて感謝を思える場所です。
こちらはスッポン塚。
こちらは魚塚。東京漁商業協会組合によって建立されました。
他にも、鶏の塚などあり、季節によりそれぞれの業者が集い供養の会が催されます。
メガネや包丁など私たちが普段使う道具を供養する碑石も点在しています。
不忍池・弁天堂付近は普段、私たちが生きる上で忘れがちになる生き物やモノへの感謝を改めて呼び起こしてくれる稀有な場所と言えるでしょう。
あと、一ヶ月もすれば蓮の葉で湖面全体が覆われます。
野鳥がいたので、パシャリ。
こちらの写真にも野鳥がいます。ご覧になれますでしょうか?
緑の風に吹かれながら、コロナの収束を祈りました。