第8回「山本美香記念国際ジャーナリスト賞」 授賞式報告

東京文化LC第一副会長であるL佐藤和孝が理事長を務める一般財団法人山本美香記念財団は、5月26日に第8回「山本美香記念国際ジャーナリスト賞」授賞式を開催いたしました。

「山本美香記念国際ジャーナリスト賞」は2012年にシリアで取材中に銃撃を受け亡くなった、ジャーナリスト・山本美香さんの意志を受け継ぎ、優れた国際報道を行った個人に贈られる賞です。

今回、受賞した小川真利枝さんはチベットの人権問題や難民をめぐる状況をノンフィクション形式でまとめられました。政治犯として中国当局に投獄されたチベット男性が家族と再開するまでの期間を綿密に取材し、その様子を克明に描いています。

小松由佳さんは、シリアの内戦や難民をめぐる問題を自身の半生とともに著書へとつづっています。シリア人男性と結婚した自身の生活を政治情勢からではなく、市井の人々の視点で、また小松さんにしか描けないエピソードを伝えることで内戦や難民についてより理解が得られます。

今回会場に同席したL城戸の所管をご紹介いたします。

山本美香記念国際ジャーナリスト賞の授賞式を訪問して、それが作品に触れるきっかけとなり改めてジャーナリストの存在に感服しました。山本美香さんを尊敬しているという受賞者の一人小松由佳さんの「人間の土地へ」をさっそく手にしました。これは「今世紀最大の人道危機」と言われているシリア動乱をテーマに大きな社会矛盾を描いています。実体験から来る圧倒的なメッセージ力に考えさせられ、フォトグラファーとしての感性・表現力に惹き込まれました。ジャーナリストでないと伝えられないことがたくさんあります。そして、文中にときおりでてくる「砂漠の目の覚めるような赤い太陽」に美しさと恐れを感じた次第です。大変良い機会でした

L城戸正幸

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