【白耳義(べるぎー)物語 その23】

東京文化LCのL木村です。

6月25日にリエージュ王立音楽院での最後の声楽実技試験も終わり、無事に修士課程を修了しました。

修了時にはありがたいことにGrande Distinction(最優秀賞)をいただきました。

2年間、あっという間でしたがとても濃い学びの時間になりました。

久々だった学生生活も終わり、9月からはエストニアの劇場での歌手としての勤務が始まります。

さて現在は南フランスのヴィルフランシュ=ド=ルエルグという街に一ヶ月ほど滞在しています。

Opéra Bastideというフェスティバルが毎年夏に行われており、今年はモーツァルト「フィガロの結婚」やグルック「オルフェオとエウリディーチェ」のオペラの他に、コンサートなど様々なイベントがあります。

リエージュでの実技試験の終わった翌日に移動しました。

まずはフランスのトゥールーズまでブリュッセルから飛行機で1時間半かけて移動しました。

ヴィルフランシュ=ド=ルエルグ行きの電車まで、時間があったのでトゥールーズを散歩しました。

自分は南フランスの街並みのオレンジや黄色の色合いがとても好きで、トゥールーズも素敵なところでした。

こちらはサン=セルナン聖堂です。

また、ジャポネ・ピエール=ボディ庭園という日本庭園もあり、つかの間の日本の雰囲気を楽しみました。

さてその後、電車に揺られること約2時間、ヴィルフランシュ=ド=ルエルグに到着しました。

南仏らしい爽やかで綺麗な街並みです。

ここでYAP(ヤング・アーティスト・プログラム)に参加し、1ヶ月間みっちりとオペラの稽古やレッスン、マスタークラスが行われたのち、オペラ公演やコンサートがあります。

参加するアーティストはアメリカやヨーロッパなど、世界各地から集まった若手の歌手たちです。

自分は「フィガロの結婚」のアントニオ役の他、「オルフェオとエウリディーチェ」の合唱、コンサートでのソロなどを歌います。

ここでの生活のルーティンとして自分は朝はカフェでクロワッサンとエスプレッソ(2.5ユーロ)を頼み、朝はフランス語の授業の後、フィガロやオルフェオの稽古、午後はレッスンを受けてまたリハーサル、ご飯はだいたい自炊という感じです。

忙しくなってきてからは毎日朝から晩までリハーサルですが、たまにある休日はこちらでできた友人たちと楽しんだりしています。

このメルマガを書いている時点ではフィガロ2回、オルフェオ1回の公演を終えました。

こちらはフィガロの劇場と公演の写真です。

また、オープニングはこちらの写真の教会でガラコンサートというフェスティバルの開催を祝う演奏会がありました。

ヴィルフランシュ滞在も、あと残すところ1週間ですが、なんとその間にフィガロ3回、オルフェオ3回、ソロで歌うコンサートが2回、合計8回の本番があります。

フェスティバルのラストスパートも頑張ります。

そして7月末から8月中旬過ぎまで日本に帰国します。

以前ご案内した8月19日の東京でのコンサートも近づいてきましたので、お時間ありましたらお越しいただけると嬉しいです。

それでは次回もどうぞお楽しみに!

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