【白耳義(べるぎー)物語 その20】


東京文化LCのL木村です。
音楽院での学生生活もあっという間で残り2ヶ月となりました。
昨日は修士論文を提出しました。



タイトルは「リート(歌曲)を通じた放浪のイメージ」で、シューベルトの「冬の旅」、マーラーの「さすらう若人の歌」、ヴォーン・ウィリアムズの「旅の歌」という三つの放浪に纏わる歌曲集をテーマに、それぞれの曲の分析や比較、そして実際に歌う際に発声テクニックも踏まえてどうやって表現するかなどを論じました。
5月には口頭試問もあるのでまだまだ気は抜けませんが、最後までしっかり頑張ります。

なかなか忙しい中ですが、先日はコンサートの出演のためパリに行ってきました。


セーヌ川沿いのエッフェル塔はまさにパリといった風景でした。
今回はハイドンの「天地創造」という曲をナミュール室内合唱団のメンバーとして演奏しました。
場所はシャンゼリゼ劇場という、1913年に建てられたアールデコ様式の劇場です。


劇場内は本当に美しく、リハーサル後に客席の電気がつくと、しばらく見とれていました。


当日は満席で、終演後のカーテンコールでは合唱団に熱い拍手が贈られて嬉しかったです。

パリは三日間滞在し、連日リハーサルと本番だったのであまり観光する時間はありませんでしたが、パリに住む日本の文化が大好きなご夫婦宅に滞在しました。


自分が三年間出演した南フランスのフェスティバルのオーガナイザーの方で、とても親切にしていただきました。

また、パリのモンパルナスにある日本人の方が営む「Tonkatsu Tombo」というトンカツ屋さんに行きました。


まさに求めていたとんかつで、パリに行く時は再訪したいです。

音楽院はこれから一週間のバカンスですが、自分にとってはかなり濃い期間になりそうです。
まずはオランダにコンクールを受けに行き、次はビデオ審査に受かったエストニアの劇場の本オーディションに行きます。
ヨーロッパもそちらの地域に行くのは初めてです。
そして、リエージュに住む友人の実家のチュニジアへエストニアからそのまま遊びに行きます。
友人はピアニストで、この夏、日本にも来る予定です。一緒にコンサートをしますのでまたお知らせします。

バカンスといっても、ハードな期間になりそうですが、体調に気をつけて頑張ります。
それでは次回もどうぞお楽しみに!

L木村(声楽家)

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