【白耳義(べるぎー)物語 その19】


東京文化LCのL木村です。
2月の最終週の土日にオランダに在住の方にお招きいただき、ユトレヒトとアムステルダムに行ってきました。
オランダはベルギーのお隣の国なので電車で行きやすく、ユトレヒトまではリエージュから2時間半ちょっと程でした。
オランダ滞在初日はコンサート三昧で、午前・午後・夜と三つのコンサートを聴きました。

午前中はユトレヒトのホールでバッハのカンタータのコンサートに行きました。



近代的で観客席がステージからぐるりと360度に配置され、とても素敵なホールでした。
バリトンソロと古楽器のアンサンブルによる演奏で、バリトン歌手の方がたまたま去年の6月にスイスのコンサートで合唱を歌った時に共演した方でした。

お昼はユトレヒトで人気のラーメン屋に行きました。唐揚げと海老が入ったちょっと海外チックな一杯でしたが、味はまさにラーメンで美味しかったです。



ちなみにユトレヒトはミッフィーの作者のディック・ブルーナの生誕地で、世界に一つのミッフィーの信号機があります。

その後、バールンという街の教会で、フォルテピアノという18世紀から19世紀前半ごろにの様式のピアノのコンサートを聴きに行きました。


演奏者は日本人の方で演奏も本当に素晴らしく、何度も聴いたことがあるベートーヴェンのピアノソナタ「月光」のような曲をその時代のピアノの音で聴くと、だからベートーヴェンはこのように書いたのか!と新しい発見があってとても面白かったです。

夜はアムステルダムの有名なホール、「コンサルト・ヘボウ」へ。



今回はリサイタルホールの方でヴィヴァルディの「四季」などのプログラムでした。
東京で共演した方もメンバーにいらっしゃって、久々にお会いできて嬉しかったです。

次の日はアムステルダム国立美術館に行きました。



圧巻の大きさの美術館で、午前中から五時間ほど滞在したのですが、それでも全ては回りきれないほどの規模でした。

館内は撮影可能で、有名なフェルメールの「牛乳を注ぐ女」や


ゴッホの自画像、


修復中でしたがレンブラントの「夜警」など


名画を生で観ることができて感動しました。
オランダは何度行っても素敵な国だと感じます。
来月も行く予定があるので楽しみです。

3月頭はリエージュにて「La Belle de Cadix(カディスの美女)」というミュージカルに出演しました。


フランス語によるミュージカルで、今回は合唱で出演しました。
スペインを舞台にしたお話で、歌だけでなくダンスもあり、本番のある週は一週間毎日リハーサルがあり、なかなかハードでした。
通し稽古の日は20時開始で、終わったのがまさかの24時半という長丁場でした。
指揮者の方に気に入っていただけたようで、次回はソリストでオファーするね!と言ってもらいました。

3月はなかなか忙しく、現在はリエージュでのコンサートに出演中です。
こちらはまた次回にご紹介します。
ちなみに昨年出演したワロン語による舞台作品がCDになり、ベルギーでCDデビューをしました。
(写真12、13)

ブックレットに名前が載っているのが嬉しかったです。


仕事の方も少しずつ広がり始めており、早くも2027年にルクセンブルクにて室内管弦楽団の公演でソリストとして歌うことになりました。
今は絶賛いろんなオーディションシーズンなので、まだまだ頑張ります。
それでは次回もどうぞお楽しみに!

L木村(声楽家)

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