
こんにちは。東京文化ライオンズクラブ”UberArts委員会”のL磯﨑です。
「マジシャンの瞬時」と言った方が伝わるかもしれません…。
文化LCメンバーとして「文化活動で社会貢献」をテーマに、さまざまな場所にArts(芸術活動)を届けております。
今回は新宿養護学校の「ひまわりホール」にて、チャリティーでのマジックショーを行ってまいりました。
このイベントは2025年6月25日(水)の午後、新宿にある養護学校で開催され、観客は3名の子どもたちと、スタッフや関係者の方々を合わせて約15名ほど。
ごく小規模ながらも、温かく濃密な時間を共有することができました。

実施のきっかけは、私が過去にクルーズ船でパフォーマンスをしていた際、たまたま同じ乗船中だった「Smiling Hospital Japan」の代表の方との出会い。
「いつか、入院中や養護学校に通う子どもたちの前で、マジックを披露してくれませんか?」
そんなお声がけをいただいたのが、実に2年前のことでした。
そして今回、ついにそのご縁が実現し、パフォーマンスとして形にすることができました。

マジックショーは45分程度実施。
有名なスプーン曲げやフォーク曲げに始まり、私のサインを使って一緒に絵を描き上げていくアートマジック、さらには観客全員参加の数字を使った不思議な計算マジックなど、視覚・思考・体験の全てを使ったプログラムを構成しました。

印象的だったのは、3人の子どもたちが全員車椅子の状態であったにもかかわらず、とても積極的にリアクションしてくれたこと。
「どっちの手に入っているでしょう?」と聞けば、右!左!と元気な声で答えてくれたり、
「このサインの色紙、欲しい人ー?」と聞けば、目をキラキラさせながら真っ先に手を挙げてくれる姿が本当に嬉しかったです。
中には不思議すぎて笑いが止まらなくなってしまった子もいて、私自身も思わず一緒に笑ってしまいました。

終演後には、「また来てくださいね」「来年もぜひお願いします」とスタッフの方から温かい言葉をいただきました。
パフォーマーとしてだけでなく、一人の人間としても、このような瞬間に立ち会えることの意味を深く感じた一日となりました。

今回の活動をきっかけに、関東近郊の病院や養護施設でのチャリティー公演のご相談もいただいています。秋から冬にかけて、さらに多くの子どもたちに「感動と驚き」を届けられるよう、活動を続けていきたいと思っています。
これからも文化の力で、少しでも誰かの心に灯りをともすような、そんなパフォーマンスを目指していきます。
ぜひ、皆様の周りでも必要な際はご連絡をくださいませ。
東京文化ライオンズクラブ”UberArts委員会”の瞬時でした!












