
上野動物園の朝、弁天門前にはパンダファンの熱気が溢れています。開園前の午前早い時間にもかかわらず、50~100人近い来園者が列を作り、双子パンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」に会うための準備を整えています 。
ついちょっと前までは、彼らの両親である「リーリー」と「シンシン」も見ることができていましたが、2024年9月29日に中国へ返還されてしまいました 。お姉ちゃんにあたる「シャンシャン」もすでに2023年2月には中国に返還されており、現在はシャオシャオとレイレイの2頭が上野動物園で見られる唯一のパンダとなっています
和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドでは、2025年6月末に飼育中の4頭のパンダが中国に返還されることになっており、これにより国内でパンダを飼育しているのは上野動物園の2頭のみとなるので、パンダを国内で見ることは非常にレアな体験になると予想されます。
なお、シャオシャオとレイレイも中国との協定に基づき、2026年2月20日までに返還される予定です 。そのため、現在の2頭が日本国内で見られるのは考えたくはありませんが、最後となる?可能性もあります。
弁天門は「パンダのもり」に最も近い入口であり、パンダ目当ての来園者にとっては定番のルートです 。開園と同時に列が動き出すと、来園者たちは足早にパンダ舎へ向かい、シャオシャオとレイレイの愛らしい姿を最短で見ることができます。
パンダたちは朝の時間帯に活動的で、特に9時30分から10時頃は食事の時間にあたるため、竹を食べる様子や遊ぶ姿を観察する絶好のチャンスです 。観覧列は日陰が少ないため、日傘や帽子を持参することをおすすめします。
上野動物園でパンダを間近に見るには、早朝から弁天門に並ぶとすんなり見れる裏技に近いかもしれませんね、。これからも愛らしいパンダたちをぜひ上野でご覧ください。
上野の杜ブログデスク