上野の杜ブログ「冬の寒さの中でうっとり。美しく咲く上野東照宮の牡丹たち」

冬の澄んだ空気の中、上野東照宮ぼたん苑で開催される「冬ぼたん」は、毎年多くの人々を魅了しています。2025年の開催期間は、1月1日(水)から2月24日(月)までとなっており、関東最大級の規模を誇る40品種160株の冬咲きぼたんが、訪れる人々を迎えます。

入り口はこちら。参道の門付近にあります。

牡丹は、その豪華な花姿から「百花の王」と称され、古くから人々に愛されてきました。花径は10~20cmにもなり、花弁が幾重にも重なり合う大輪の花は、見る者を圧倒します。花色も赤、白、ピンク、黄、紫など多彩で、その華やかさは一見の価値があります。

冬ぼたんの特徴は、霜よけのための藁囲い「わらぼっち」とともに展示される点です。この藁囲いに包まれた牡丹の姿は、冬の風物詩として親しまれています。また、苑内では冬の七草などの新春を告げる草花も展示され、冬の庭園に彩りを添えています。

やはり注目すべきは、色とりどりの牡丹たち。ふっさりとうっすらとしていて、それでいて気品が漂う花弁が特徴的です。雪が降っていたらまた白銀の世界に鮮やかなアクセントを加えるのでしょう。

上野東照宮ぼたん苑の開苑時間は、午前9時30分から午後4時30分まで(入苑締切)となっており、入苑料は大人(中学生以上)1,000円、団体(15名以上)800円、小学生以下は無料です。

冬ぼたんを堪能した後は、ぜひ隣接する上野東照宮に足を運び、お参りをしてからお帰りください。歴史ある金ピカの社殿で今年の運気も爆上がりすること間違いなし!

冬のひととき、上野東照宮ぼたん苑で美しい冬ぼたんと新春の花々を愛で、心豊かな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。


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