東京文化LCの一ノ瀬です。
タイ・バンコクにあるウェアハウス30に行ってまいりました。現代アートや洗練されたカフェがあり、現代バンコクを象徴するおしゃれな空間が広がっておりました。現地レポートをお伝えいたします。
ウェアハウス30とはバンコクのバンラック地区に位置するエモエモなコミュニティアートスペースです。
第二次世界大戦中に建てられた古い倉庫がアートスペースに改修されているので天井が高い!日本的にあえてわかりやすくいうなら清澄白河のおしゃれな部分をエスプレッソさせた感じのスペースと言えるでしょう。
その中にあるGALLERY CURUさんでは品川亮さん、333GalleryではCarbonn Blackさん、ATTA GalleryではKanya CharoensupkulさんとBeppe Kesslerさんの展示を見てきました!
品川さんの構成する静謐な余白空間にうっとり。外気温の暑さを忘れさせてくれました。涼風炎熱を奪うではないですが、ひんやりとした絵画は体温を下げてくれますね!
Carbonn Blackさんの展示では、現代のおとなの”つらみ”からの避難場所をマンガとゲーム(に満たされていた幼少期の思い出)としてオシャに表現されていました!
ATTA Galleryさんでは、スタッフの方が丁寧に展示のみならず暮らしの中に息づく工芸品を紹介してくださいました。
施設内は、インテリアのとって(ドアノブ)だけを扱うお店や石の壁紙だけを扱うお店など専門力が高すぎるこだわりのお店がずらりと並ぶ超意識高い美意識を感じる倉庫空間でした。
建物としての来歴も紹介され場としてその場所の価値を全体的に上げる工夫が見られます!歴史を見ると、日本軍に接収された倉庫…なんて記載があり、おぉ!こんなところまで来ていたのか!?私は飛行機で6時間でも腰が痛くて精一杯なのに!と、なにか膨大なエモ言われぬクオリアが立ち昇りました。
こうしてタイに来れるのも平和があるからですもんね(しみじみ)。
今ある平和をあらためて噛み締める。時折フッと顔を出す、ありがたさを異化するこの感覚、これぞ歴史の醍醐味なのかもしれません。
ぜひウェブサイトもご覧ください!
Warehouse30 https://www.warehouse30.com/
東京文化LC L一ノ瀬