不忍池散歩

新型コロナの影響で、上野公園内の美術館、博物館が軒並み閉館となっております。

しかしながら、上野公園の木々や鳥たちは新型コロナの影響など我関せずで例年通りの振る舞いを見せています。

今回の文化の杜ブログでは不忍池周りの様子をお伝えいたします。

不忍池には野鳥が生息しています。

不忍池には、私たちの食べ物となった動物を供養する塚が至る所に点在しています。普段私たちが食として、いただく生き物へ、改めて感謝を思える場所です。

こちらはスッポン塚。

こちらは魚塚。東京漁商業協会組合によって建立されました。

他にも、鶏の塚などあり、季節によりそれぞれの業者が集い供養の会が催されます。

メガネや包丁など私たちが普段使う道具を供養する碑石も点在しています。

不忍池・弁天堂付近は普段、私たちが生きる上で忘れがちになる生き物やモノへの感謝を改めて呼び起こしてくれる稀有な場所と言えるでしょう。

あと、一ヶ月もすれば蓮の葉で湖面全体が覆われます。

野鳥がいたので、パシャリ。

こちらの写真にも野鳥がいます。ご覧になれますでしょうか?

緑の風に吹かれながら、コロナの収束を祈りました。

【フルオーケストラ!】星野源 / うちで踊ろう【総勢60人!】

※動画はページ下部をクリックして再生されます。

昨今の新型コロナウイルス拡大に伴う公演およびイベントの中止の影響で、音楽家の行き場が失われつつあります。


音楽は瞬間芸術であり、生の空間で人と人を繋ぐという魅力がありますが、緊急事態宣言や外出自粛という壁に直面している今、人が集まることが不可能です。

東京文化LCメンバーでオーケストラコーディネーターの浦田Lが、この環境下で少しでも多くの方々に音楽家の存在を発信したい、同業種の音楽家、そして音楽愛好家の皆様を勇気付けたいという思いから、星野源さんの『うちで踊ろう』オーケストラ演奏を遠隔で行う企画を全国の若手音楽家に呼びかけました。

4月11日に、総勢60人の47全都道府県出身の若手プロ音楽家達が遠隔で収録、動画サイトYoutubeなどで公開したところ、26日時点で79万回以上の再生を記録し、各地のメディアに取り上げられています。

視聴者からは「素晴らしい音楽をありがとう」「音楽は元気になれる」「家でできることはきっとまだまだある」といった声を、また星野源さんもインスタグラムで「あまりにも素晴らしい」とコメントを寄せています。

新型コロナという状況の中でも文化芸術の灯をたやさぬよう努めてまいります。ライオンズクラブの皆様におかれましては、引き続きご支援をよろしくお願い申し上げます。

東京文化LC通信デスク:ウラタ